Step 1
毎日お薬を使用中の場合、7日のうち6日薬を塗って1日は保湿剤などのスキンケアだけ。
以下のパターンをしばらく(※)継続して症状が悪化しなければ次の段階へ進みます。
よくある質問:「しばらくってどれくらい?」
私の場合は主治医の先生から教えていただいた「指先つまみ法」で判断していました。 お薬で症状が軽減した部分を指先で軽くつまむだけの簡単な方法です。
健康な肌と比較して硬さを感じる場合はまだ見えない炎症がまだお肌の中に残っているそうです。 この状態でお薬を中止してしまうと炎症やかゆみがすぐにぶり返すことがあるとのこと。
お薬は赤みがなくなってからといってすぐ中止したらだめですよと注意されてたので、 指先でつまんで軟らかく感じるまで塗り続けてから減らすようにしていました。
Step 2
5日間薬を塗って次の1日は保湿剤などのスキンケアだけ。
又、5日間薬をぬって次の1日は保湿剤など。
このパターンをしばらく継続して症状が悪化しなければ次の段階へ進みます。
Step 3
4日間薬を塗って次の1日は保湿剤などのスキンケアだけ。 又、4日間薬をぬって次の1日は保湿剤など。
このパターンをしばらく継続して症状が悪化しなければ次の段階へ進みます
Step 4
上記方法を続けていく1日おきに薬を塗る日と塗らない日が交互になります。
それで症状が悪化しないことを確認したら、今度は逆に薬を塗らない日を増やしていきます。
塗らない日を増やしていく過程で、症状が悪化してくるようでしたら1つ前のパターンに戻して維持します
ポイントは薬をやめて症状が出てきてから薬を使うのではなく症状が安定している状態のまま回数を減らしていくこと。つまりリバウンドをおこさせないことです。お肌の回復力に合わせて「ゆっくり焦らず」が大切です。
ステロイドなどのお薬はむやみに自己判断で減量・中止すると再発・悪化してしまいます。 再発・悪化したときに減量・中止する前と同じものを使っても十分な効果がなく、
より強いものを使わないといけなくなることもあります。お薬は正しい知識のもとお使いいただくことが大切です。 ステロイド軟膏の使用方法についての情報は次のページでご覧頂くことが出来ます
(アトピー皮膚炎について一緒に考えましょう)。
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